やる気の出た日

今日は東葛文化祭の内、午前の部「邦楽三曲の調べ」があった。 最初に流山市の邦楽三曲部、次に柏市三曲協会、そして最後に我孫子市三曲協会でそれぞれ30分の出演枠をもらっている。 会場はちば県民プラザホールで交通の便が悪く、PRも不足気味で観客はまば…

平々凡々

人生、平々凡々でよい。別にこれを推奨するものではないが、日々が平々凡々であっても何の不足もない。日々の生活において特別の事象を待ち望んでいるわけではなく、ごく普通の暮らしが送れることを願っている。しかし毎日をのんべんだらりと過ごしてよいと…

西郷どん

大河ドラマ「西郷どん」が終わった。西南戦争に巻き込まれた西郷どんは、ついに凄惨な死を遂げる。幕府を倒し、新政府の陸軍大将・参議にまで登りつめた人がなぜ最後にあんな死に様を見せたのか、そこに西郷吉之助という人柄がにじみ出る。「敬天愛人」であ…

演奏会に思う

先日も2年に1度の千葉県支部尺八演奏会が実施された。相変わらずお客さんが少ない。折角の演奏会、出演者は精一杯がんばり、出来栄えも素晴らしかったのに、入場無料なのに観客が少ないのは誠に惜しいというか、もったいない。 いくらパンフレットをばらま…

生活の基本パターン

現在の日々の生活の基本パターンを考えてみると、食事、睡眠、運動に気晴らしとなるだろうか。私にとって切っても切れない間柄と自負していた尺八は別に持たなくとも何の影響もない昨今である。これではいけないと思っている。もちろん、1日の内にやるべきこ…

蕾の桜

蕾の桜 待ち遠しいぞ 蕾の桜 ここ2,3日は肌寒く 朝晩めっきり冷え込んで ほころびかけた桜の花が ちょっぴり様子見の気配 しかし暖かさが戻る時 あっという間に咲き揃う 毎年それを見知ってる 今年もあと数日で 満開桜にお目通り この待っている大切な時…

滝沢馬琴

群よう子作の「馬琴の嫁」を読んでから、無性に滝沢(曲亭)馬琴作の「南総里見八犬伝」なるものが読みたくなった。 馬琴が82歳で亡くなるまでの間、28年の歳月をかけて完成させた全108巻の長編小説である。 近くの図書館で探したら、栗本薫の「里見…

前向きの生活

人生ややもすると元気がなくなり、何をするのも億劫になる時がある。特に歳を重ねてくると、気がふさぎがちになることが多い。 全くもって気分の問題である。そこで気が付いた。人生、何といっても前向きでなければならない。やらなければならないことは即実…

感動を求めて

感動がないと、人間は老ける、衰えが早まると言われている。 あのアウシュビッツ収容所で獄中の1人が「ああ、夕日が美しいよ。」と感嘆の声を上げた時、「どれどれ」と見に行った人たちはしっかり生き延び、「そんなのどうでもいいよ」と動かなかった人たち…

富士山

昨日、スーパーのくじ引きで当たったバスツアー”2017富士芝桜まつり”へ妻と行ってきた。天候がピタリと当たり、4日ぶりの快晴とかで素晴らしい富士の山を堪能してこれた。 ”日の本に聳え雄々しき富士の山” 大勢の人々と出会ったが、ほとんどが海外から…

進展

「人生、なるようになる。」いや、「なるように持っていこう。」 4月から心機一転だ。自分の思い通りに事が運んでいなくても、思い直して前向きに考えを進めていこうと思う。 別にくよくよすることはない。やるだけやって、(人事を尽くして)あとは天命を…

記念旅行

妻と二人で良い旅をしてきた。この寒い冬場に北海道へ行った。前々から行きたかったザ・ウィンザーホテル洞爺を目指したのだ。北海道洞爺湖サミット(2008年)の会場となった、あの有名なホテルである。 何せ、連れ添って50年の記念旅行、子供達からお…

自覚

この歳になったら、決して無理はすまい。マイペース、高望みもしてはいけない。 毎日を健全に、前向きに、タンタンと過ごすことだ。 ささやかな望み、目標を持ち、地道にせっせとこなしていく。先延ばしは良くない。 「この秋は雨か嵐かしらねども、今日の務…

矢でも鉄砲でも

前回のブログ記事から5か月が経っているのに驚く。ここ2〜3か月、本当に修羅場をくぐってきた。そして、それを切り抜けた今、すごく自信がついた。「矢でも鉄砲でも・・・」という心境である。 振り返って何が一番大事かというと、誠心誠意、自分が全力投…

尺八演奏会

若葉の萌えるこの5月の21日(土)、都山流尺八千葉県支部主催の尺八演奏会が開催されます。この2年間、満を持してコツコツと修練を積み重ねてきた成果をいよいよ発揮できる機会がやってきました。場所は千葉市文化センターアートホールで、10時開演で…

「車」

暮れから正月明けにかけて得難い体験をした。今もその継続中だが、いつも当たり前のように使っていた便利な足、「車」が使えなくなったのだ。 暮れも押し詰まった12月29日の早朝、師走の忙しい計画の元、急いで駐車場へ向かった。エンジンをかけてアクセ…

今日の一枚ーその3

桐生の家のカレンダーにかわいらしい絵を見つけた。それを元に描いた「今日の一枚」、題名も作者も不詳である。よって私なりに題名を付けた。「巷のヴィーナス」(大きさはF8)。いかにも西洋画らしい雰囲気である。 手元にちょっと不如意のところがあり、…

今日の一枚ーその2

私が三沢へ出張した時のこと、駅裏の旅館に泊まっていた。そこでさりげなく飾ってあるカレンダーの絵に魅せられた。確かルノワール作と思われる「バラ飾りをつけた少女」である。今なら簡単に写真をパチリといく所だが、昔は何の手段もなく、帰ってきてから…

今日の一枚

ルノワール作の「ルグラン嬢」である。本作品はウン十年前、日本で何回目かのルノワール展が開催された時の目玉作品であり、街角でこの絵が方々に掲げられていた。作品は彼女のほぼ全身が描かれ、もっと清楚な感じのする名画であるが、これはその部分画とし…

感動

人間、感動がないと、生きていこうとする意欲も衰えていくのだという。もうどうでもいいやと、投げやりな生活に陥ってしまうのだろう。私も近頃、中々感動を得る機会が少なくなってしまい弱っている。美術館や展覧会、そして自分で夜なべして絵を描いたりし…

影の力

影は正直である。日が当たれば、必ず影が出来る。影は暗くて見えない、隠れた存在である。影は全く目立たない、縁の下の力持ち。植物の根っこも同じ、縁の下の力持ちである。 「雑草の強さを見たり根の力」 最近、草取りをしていてよく思う。大事に育ててい…

当たり前の毎日

「この秋は雨か嵐か知らねども今日の務めの田草取るなり」日柳燕石(くさなぎえんせき)作(?)のこの短歌のように私も先のことはどうなるかわからなくても日夜やるべきことをやって楽しく過ごしている。 地球全体が病んでいると思えるほど天変地変の多い昨…

カシコギ

趙昌仁著「カシコギ」を読んだ。治る見込みの殆どない「白血病」で苦しむ息子を懸命に看病し支え続ける父親の姿に感動する。母親とはソリが合わず早々と離婚し、一人で身体を張って誠心誠意子供の病に立ち向かっている。 仕事としては出版社に出入りする「詩…

ゲーム麻雀ー続

ゲーム麻雀を卒業出来たと思いきや、ふと調べてみたら初級、中級、上級とあり、これまで初級で勝負していたことがわかった。あれれっ、それならばまだやめられないと思い立ち、中級と上級編を1回づつやってみたら、何とか一足跳びで上級を狙っていけそうな…

ゲーム麻雀

パソコンソフトがウィンドウズXPの時は、フリーセルゲームを盛んにやっていた。これまでの記録としては69連勝(双葉山の連勝記録に同じ)を持っている。昨年、ウィンドウズ8に切り替え、パソコンも変えてからフリーセルゲームが出来なくなった。今年に…

一人よがりはダメ!

一人よがりでは失敗する。いくら努力しても他人に認めてもらえない。自分がその身になってよく考えてみることだ。必需品でもないものを人は、おいそれとは欲しがらない。特に今回、近くのお寺さんでの「歳の市(バザー)」にこれらを同時並行的に出品してみ…

エハガクの完成ーその2

前日に続いての「エハガクの完成ーその2」です。 番号は右から数えて、前日分が「8−1」「8−2」そして本日分は「8−3」「8−4」「8−5」 とします。この中身の絵はサービス品で、自分の好きな絵はがきと何時でも取り替えることが出来ます。 この額は…

エハガクの完成

年の瀬の折り、忙しい毎日ですね。 この度、絵葉書用の創作額(略して「エハガク」と命名しました。)が完成し、ここにご披露出来るまでになりました。 永らく「つれづれ日記」をお読み戴いている方々にまずお披露目致したくここにご案内致します。 この作品…

この道をどこまでも

読売新聞のコラム「時代の証言者」としてシリーズで27回連載された、体操選手池田敬子さんの最終回に載った言葉を抜粋して掲げます。「小さな目的を持って、好奇心を失わないことが、生き方を楽しむコツ。老いとか挫折とか、道が曲がっていても、ああ私は…

エイラ・シリーズ完結編

エイラ・シリーズの第6部「聖なる洞窟の地」(上・中・下)を読んだ。完結編である。 エイラはジョンダラーの故郷に落ち着き、大ゼランドニーの侍者となって、修行に励む。そして、召命を受けていよいよゼランドニー(霊を司る人)になる。その間、ジョンダ…