2018-01-01から1年間の記事一覧

西郷どん

大河ドラマ「西郷どん」が終わった。西南戦争に巻き込まれた西郷どんは、ついに凄惨な死を遂げる。幕府を倒し、新政府の陸軍大将・参議にまで登りつめた人がなぜ最後にあんな死に様を見せたのか、そこに西郷吉之助という人柄がにじみ出る。「敬天愛人」であ…

演奏会に思う

先日も2年に1度の千葉県支部尺八演奏会が実施された。相変わらずお客さんが少ない。折角の演奏会、出演者は精一杯がんばり、出来栄えも素晴らしかったのに、入場無料なのに観客が少ないのは誠に惜しいというか、もったいない。 いくらパンフレットをばらま…

生活の基本パターン

現在の日々の生活の基本パターンを考えてみると、食事、睡眠、運動に気晴らしとなるだろうか。私にとって切っても切れない間柄と自負していた尺八は別に持たなくとも何の影響もない昨今である。これではいけないと思っている。もちろん、1日の内にやるべきこ…

蕾の桜

蕾の桜 待ち遠しいぞ 蕾の桜 ここ2,3日は肌寒く 朝晩めっきり冷え込んで ほころびかけた桜の花が ちょっぴり様子見の気配 しかし暖かさが戻る時 あっという間に咲き揃う 毎年それを見知ってる 今年もあと数日で 満開桜にお目通り この待っている大切な時…

滝沢馬琴

群よう子作の「馬琴の嫁」を読んでから、無性に滝沢(曲亭)馬琴作の「南総里見八犬伝」なるものが読みたくなった。 馬琴が82歳で亡くなるまでの間、28年の歳月をかけて完成させた全108巻の長編小説である。 近くの図書館で探したら、栗本薫の「里見…