忙しかった9月

いよいよ9月も終わりである。中々忙しい月であった。この一月を振り返ってみよう。
まず、1日は尺八の場所取りで千葉へ。千葉市文化センターで来年9月の講習会用の場所を確保してきた。(1年前のその月の1日に1か月分の申し込み受付が行われる。)7日(日)は柏三曲演奏会用の下合わせ「みづうみの詩」で柏公民館へ。11日は野田ガスの点検で野田へ。12日はガン検診(胃・大腸)で松葉町近隣センターへ。13日(土)は柏三曲の全体下合わせで柏公民館へ。14日(日)は朝、団地の草取り、午後は娘夫婦の合唱祭を聴きに東京へ。そして15日(月、祝日)は尺八役員会と講習会(「飛躍の主題による合奏曲」(ないとうひろお作曲)と「祝典三重奏曲」(久本玄智作曲))で千葉市文化センターへ。この日のための準備も大変で、パソコンのプリンターが動かず、役員会用のレジュメは「手書き」となってしまった。17日は月1回の歯医者へ。18日はいよいよパソコン、テレビ、電話ファックスと一連の機器の更新で、朝から業者が立ち入っての工事日となった。(このため、事前の準備も多く、段ボールをマルエツから3個もらってきて、パソコン周りを片付けたりした。)
そして20日(土)が埼玉県都山流演奏会でさいたま市東浦和)へ。21日(日)は千葉県三曲の研修会で千葉市文化センターへ。23日(火、祝日)は柏三曲の演奏会がアミューゼ柏であった。丁度30周年に当たり、尺八の出演者も和服を着ることとなり、良い機会だからと息子夫婦の孫達(6歳と3歳)にも邦楽を体験させてやろうと前日から柏に来てもらい、堪能(?)して帰ってもらった。
25日はさつき会(団地の老人会)の例会。27日(土)は今度は神奈川県都山流演奏会で大船へ。鎌倉芸術館で一日、邦楽(三曲)に浸った。
そして28日(日)は四季の会(平野朋山師の会)で稲毛海岸の高洲コミュニティセンターへ出向き、浜根湲山先生の素晴らしい演技(尺八語り「地獄見物」が特にすばらしい)を久し振りに聴いた。
こうして見ると、9月の30日間の内、行事で挙げた日が何と15日間もあり、何やかやと行事に追いまくられていたことになる。また、その日のための準備に煩わされた日も多く、やっとこれらが終わった今、ホッとしている。昨日(28日)の夜、久方ぶりに風呂の前に団地の周りを走った。1周り2.5キロを2周り、ゆっくりしたペースで(1周りが約20分)、しっかりと汗をかくのが目的である。今朝起きて、犬の散歩に出て、足腰がすっかり快調になったのを体感している。
昨夜はまた、テレビで「軍師官兵衛」の後、NHKスペシャル老人漂流社会「老人破産の現実」を観た。月々4万円の年金だけでは一人暮らしの老人はとても生活できない。「人間の尊厳」が失われてしまう現実に哀れさを痛感した。何が災いしているのか。少子化高齢化社会の歪みに「何とかせねば」と歯がゆい。私もせめて自分の「健康」だけは守り続けていこうと思っている。             (了)