健康体

今、ものすごく健康体に憧れている。というのは4、5日前から、足が痛くなって歩けなくなってしまったからだ。そういえば、丁度1年前の今頃も、足が痛くて歩けなかった。あの時はまだ仕事中だったので本当に苦労した。その時と同じ、右足であるが、今度は足というよりも右の腰と大腿骨の付け根あたりからビリビリとくる。
23日の日曜日、痛みを押して今度の柏三曲演奏会の下合わせに市の公民館まで行ってきた。妻が、右足では車の運転も難しかろうと甲斐甲斐しく車で送り迎えしてくれた。まわりの人に心配をかけたが、何とか本番(10月6日)に穴をあけないよう頑張りたい。
そして、連休明けの24日、やっとI整形外科へ足を引きずりながら駆け込んだ。先生から「原因を明らかにする為にMRIを撮りましょう。ここには機材がないので柏K病院へ予約を取って下さい。正式な治療はそれからとなります。」と言われた。早速、予約を取ってもらい、翌日の16:30ということで、25日にMRIを受けた。
狭いカマボコ型空間の中に入れられ、体は固定、ガーガー、ゴトゴト騒音の中に25分くらいいて、きつかった。
(今のMRIなんてまだ初期の医療機材だなと思った。ガタゴトと各駅停車もいいところだ。今に新幹線並みにサーと時間も1/3位で出来るようになるはずだ。)
そのデータの入ったCDを持ってI医院へ急行した。先生から「早かったですね」と言われた。。
案の定、体の断面図で背骨に沿った神経の束が所々でくびれており、下の方では途切れそうなところもある。まわりから圧迫されて細くなり、これが原因とのこと。治療法は薬とリハビリ、そして「これから注射もしておきましょう。」と言われた。注射は2日おきに7回、実施するとのこと。
この症状の治療には時間がかかるらしい。尺八の先輩からも「坐骨神経痛」が治るのに1ヵ月半かかったと言われたし
、娘からも足が痛い治療に3年半かけてまだ治りきっていないと言われている。
でも完治までいかなくても、ちゃんと歩ければまずは良しとしよう。
今、腰のあたりの痛みは治ってきたが相変わらず、右足がズキズキと痛く、まともに歩けない。この症状は昨年と一緒なのでこれは温めればいいとわかっている。押入れの奥から長ズボン下を引っ張り出してきて穿いた。充分に足を温め
たら痛みも薄らいできた。これでやっと目途が立ってきた。
元気な時は、健康体が当たり前と思っている。一病息災とはよく言ったものだ。大体、普段歩けないなんて考えられない。その不測の事態に最近2度も遭遇して、日頃の健康管理がいかに大切かを痛感している。当たり前の平穏な生活を感謝しつつ、充実した一日一日を送っていきたいものだ。    (了)