コストコ&IKEAの威力

先日、息子夫婦に案内され、新三郷のコストコへ行って来た。コストコアメリカ生れの大型会員制の倉庫店で、現在日本全国に12店舗ある。食料品、日用品がメッチャ安い。買い物客はドッサリと大量に買い込んで帰っていく。店内にフードコーナーがあり、簡単に安く食べたり飲んだりできる。(ホットドッグが150円、ソフトドリンクはタダである。)そこで2時間ほど買い物をして、軽く昼食も済ませての帰り道、近くにまた大きな店舗があった。IKEAである。IKEAはスウェーデン発祥で世界中に展開している家具販売店である。IKEAの由来は、創業者イングヴァル・カンプラード(Ingvar.Kamprad)のイニシャルに彼が育ったElntaryd農場とAgunnarydの頭文字をつなぎ合わせたものとか。低価格、デザインの良さ、アフターサービスの良さで発展し続けているらしい。この店舗の中にもフードコーナーがあり、ソフトクリーム50円也(ドリンクコーナー70円、タダのものもある)を食してきた。ここは家具店だからコストコほど賑わってはいないが、やはりおもしろい店である。
これら外資系大型店の進出により、我が国の小売業市場は様変わりせざるをえない。大脅威のはずである。自宅近くの商店街など次々と閉店し、閑古鳥が鳴いている。この場合、大店舗は外資系に限った事ではないが、若い人達の買い物の仕方にも影響している。1箇所で何から何まで買い揃えてしまい、こまめに専門店を渡り歩くことをしない傾向にある。時代の流れに押し流されないよう、気をつけて過ごしていかなければならない。私など、もうIpodやスマートフォンにとてもついていけない。                        (了)