車の両輪

sadoji2010-07-10

創作額の目途はついた。先日の初売りから売れた分を補充して看板も書き換え、再出発できる態勢は整った。あとはじっくりと商売を進めていく。
そして二の矢として私は尺八に目を向けた。昔から私は絵と尺八で過ごしてきた。一つのものに絞りきれなかったからものにならなかったきらいはあるが、今まで続けてこれたのも飽きがくる前に他への逃げ道があったお陰と思っている。ちゃんとした仕事があったのだからこれまでのところは仕方がない。
さて、尺八道は又、奥深く極め難い。より多くの仲間達と日々研鑽に努め、邦楽の楽しさを共に味わっていきたい。自らがもうすこし力をつけて、自信を持って教えられる基盤を作ってからおもむろに旗揚げをする。教える事は即習う事であり、尺八道へ精進する早道でもある。「創作額」と「尺八」が車の両輪となって、これからの私の「生きる力」となっていく筈である。     (了)