上海旅行

sadoji2009-09-28

会社の慰安旅行でトラピックス・ツアー「上海3日間の旅」に行ってきた。羽田から2時間で上海の虹橋(ホンチャオ)空港に着き、経費は約5万円/1人である。
初日は市内観光とナイト・クルーズ、2日目は朱家角で小船遊覧(潮来のようなところ、もっと由緒がある。)、午後は豫園(ユエン)(広大な庭園)、夜は「上海雑技観賞」(2時間半、しっかり楽しめた。)、そして3日目は早朝から帰国の途へ、昼ごろには羽田に帰ってくるという忙しい日程であったが、中華料理を毎食味わっていると、これ位で十分といった感じである。
上海は商業の街、1,800万人がひしめき合って生活しており、空気もよどみ、喧騒の街の印象を受けるが、高層建築が多く(地震がない)、今でも月に2〜3棟は新しく建つ発展途上の元気な街である。土地は平坦で、全てが国有地のため、アパートも整然と立ち並んでいて統制が行き届いている。来年には上海万博があり、街中はそのための化粧直しの真っ最中であった。
まわりの広告やお店の看板等、漢字がある程度は私達も読めるので漢字圏の国は親しみが湧き、それに行きかう人々も顔立ちが似通っていて言葉を聞かないと(日本人の観光客と)見分けがつかないくらいで違和感がない。
技巧に凝った工芸品の安さに目を見張った。利潤追求に鵜の目鷹の目の資本主義の国では商品の値段がどんどんつり上がって行くものだとその差に驚く。一度は行っておくべき楽しい旅となった。  (了)