ブルー・マンデー

今朝は何か気分が晴れない。小雨まじりの鬱陶しい天気の所為もある。ブルー・マンデーとはこういうことか。桜はあっという間に散ってしまったし、またラッシュ時の電車まで事故の影響で遅れが出た。京浜東北線が浜松町の人身事故で止まっているという車内放送があり、振り替えうんぬんと言っていたので、柏から快速に乗り換えていたのを北千住でまた各駅に乗り換え、新御茶ノ水まで行こうと思った。北千住の各駅のホームは黒山の混みようで電車も3台目にやっと乗れた。千代田線まで車両点検のため電車が遅れてすみません、と言っている。西日暮里で何の放送もなく、新御茶ノ水での振り替えが利かないと困るので、そのまま降りて山の手線に乗ることにした。なんと京浜東北線も動いているではないか。放送では復旧にしばらくかかると言っていたのに、大回りしなくて良かった。でも京浜東北ノロノロで前の電車がつかえているとかで、上野あたりで向かいの山の手に乗り換える人もいた。ギュウギュウ詰めで秋葉原にきて総武線に乗り換え、市ヶ谷駅に着いたら08:40になっていて、いつもより15分は遅くなった。
この電車遅延の所為も加え、他にも気分の優れない原因はないか考えてみた。今週は木曜日に会計監査(社内)があり、決算報告書をそれまでに仕上げなければならない。この仕事は自力で仕上がるものではなく、税理士に資料一式を送って作ってもらうことになっていて、重荷ではないが、やはり気がかりである。こちらでも出来る事はあらかじめやっておかなければならない。また、6月から始まる「つばさ会美術展」への出品のための制作意欲が未だ湧かないのだ。“代画”と名づけてはいるが所詮“模写”の範ちゅうでは、いずれ挫折にいたることは目に見えている。ここらで自分で作品を制作しなければと思うが、気が重い。思枠はあるが、明るい日差しはまだ射していない。また、尺八の演奏会があと1ヶ月後に迫っているのに日々の練習に手が届かないのだ。これも気がかりなことである。
職場へ来るまでの道々、考えた。勤めはあと2年、この間必要最小限の仕事はこなしていこう。それを計画的に抜けがないように実施していけば、後は自分のやりたいことに振り向けられる。“やる気”はそうやって生み出していこうと思った。今日は昼から晴れ間が見えるらしい。“待てば海路の日和あり”である。心を晴れさせる事象も次々とあるではないか。前向きに対処して“気分”を楽しいものに変えていく努力をしていこう。  (了)