エイラ・シリーズ

sadoji2005-12-16

職場の近くに雑司が谷図書館があり、目いっぱい利用している。圧巻はエイラ・シリーズ4部作、各部3冊構成の全12冊を約半年近くをかけて読破したことだ。その前に「トナカイ月」を上、下巻読んで深い感銘を受け、その時に確か、原始時代の書物にエイラというのがあった筈と、図書館内を探し歩き、別ラックに、このエイラ・シリーズを見つけた次第。
私は、エイラ教の信奉者である。教祖は作者のジーン・アウル。この宗教(?)も出来立てのホヤホヤで信者は、まだ私一人。困ったとき、エイラを思い出す。エイラならこの場合、どう対処していくだろうかと思う。ライオン“ベビー”に跨って颯爽と荒野を疾駆するエイラ、夫ジョンダラーと、はるばる彼の故郷へ向かうエイラ、彼女の叡智と根性、優しさにとことん憧れている者の一人である。「生きる」ことの素晴らしさ、命の大切さを自然と、身をもって教えてくれる。
よって、私がこれまで読んだ書物のうち、最も感銘を受けたものは、この「エイラ・シリーズ」4部作、全12巻である。もし、この書物を読まれた人がおいででしたら、是非、感想のひとつも寄せて頂きたいと思っている。他に、是非とも、紹介したい書物があれば、作者と書名だけでも挙げて頂きたい。追って、私も読ましてもらおうと思っている。よろしく。
    (了)