テレビ

一昨日(11/6)、我が家のテレビが壊れた。リビングの1等席にデンと置いてある29インチのテレビだ。丁度日曜日の、その日夕方6時頃、私がゴルフから帰ると、妻が長ソファーに布団を掛けて寝そべっており、「熱があるの」、「テレビが壊れた」と落ち込んでいる。いやがる額を手でさわってみると確かにちょっと熱い。「38度ってとこかなっ」と素人診断をした。落ち込んでいる理由は、あながち体調不良の所為ばかりではないらしい。何しろ、家に居る時は、ひがないちにちテレビを観ながら生活している。その生活リズムが狂い、生気を失っているのだ。これは大変だ、我が家の一大事である。早速、引き出しを引っ掻き回して、ようやく取扱説明書を探し出し、おもむろに原因究明に当たってみた。電源を入れてもプチッと青色のランプが一時的には点くが、すぐに赤色に変わり、その点滅になってしまう。その辺の故障について説明は何も無い。ボディの脇に“2001年製”と貼ってあった。まだ買ってから4年しか経っていない。ビデオとの絡みによる原因でもないらしい。私としては、お手上げである。「明日、電器屋さんを呼んで診てもらうから。」と約束した。
翌日、職場から電器屋へ電話を入れ、夕方の来訪を取り付けた。電気店主は、一目で状況を察知、一つ部品交換が必要で、2日後にその部品を持って修理に来ることで話がついた。
今日もまだ、我が家は灯が消えたような静寂に包まれている。座敷にある小型テレビと入れ替えてと言われたが言下に断った。かわりにラジカセでラジオを聴いてみた。朝のラジオ体操を久し振りに聴いた。懐かしい!         (了)