無為の時

体調がパッとせず、何もやる気の出ない気だるい気分を一掃する手段として「えいおこゆなみおあた」を使う。何やら怪し気な呪文のようだが、これは行動を伴うもので霊験あらたかである。
昨日は娘のピアノリサイタルがあり、その後打ち上げパーティをして家に帰り着き、床に入った時には夜中の2時を回っていた。
ピアノの出来は当人に言わせれば“いまいち”らしいが、聴衆の一人として、しっかりと見せ場もあり、中々良かったと思っている。
ビデオを撮って来ているので後で又、ゆっくりと鑑賞することとしよう。
今日、いつもの時間に出勤して来たのだけれど、目覚まし時計が鳴っても勝手に止めてしまい、そのまま寝ていたらしい。娘の「おとうさ〜ん」と呼ぶ声でやっと眼が覚めた。
よって、寝不足等による体の疲れからか、今日の不調で気だるい自分があった。
これを解消する手段としては、グルッと外回りを速足で歩いてくることである。歩行中に気分転換が出来、貴重なアイデアも浮かんでくるというものだ。
目白通りを椿山荘を横に見て、目白下まで進み、神田川べり(桜の名所)を戻ってくる経路、約6km、1時間位の行程である。
神田川に途々10の橋が架かっている。
江戸川橋」、「一休橋」、「大滝橋」、「駒塚橋」、「豊橋」、「仲之橋」、「三島橋」、「面影橋」、「曙橋」、に「高戸橋」である。
「えいおこゆなみおあた」が中々憶えられないが、今日もようやく気分スッキリ、やる気が出てきた。     (了)

THE神田川 日本橋川―LOVING東京水彩画集〈2〉 (LOVING東京水彩画集 (2))

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