健全財政

国の予算のことではない。ほんに身近な私の“やりくり”の話である。年金生活者として15日から1ヶ月を1区切りとして自分の小遣いを決め、その中で生活しようとしている。どうも予算内に治まらない。赤字が増えてきている。
健全財政、つまり赤字なしで1ヶ月を過ごすにはどうしたら良いか。小遣い帳の記録の中から余分と思われるものを抜き出してみることにする。まず、創作活動に使った分を差っ引く。この前の旅行の写真集を作ったのも引く。趣味で出かけた分もその都度、交通費としてスイカに入金していたのでそれを引く。何も出掛けたりしないで晴耕雨読(畑はないので、ただ好きな本を読むだけ)と尺八(これも家の中でできる)くらいで1ヶ月を過ごせば、赤字なしでやっていけるようだ。見込みはついたが何かわびしい。+αで何か稼げれば、その分外へ出る活動資金が生れるといった按配である。その辺がはっきりしたので、これからの生活を立て直していこうと思っている。ただ“元気さ”を失ったら生きていく望みもない!          (了)