エテ公の由来

サルのことをエテ公とも言う。今日の新聞(読売朝刊の「日本語日めくり」欄)にその由来が載っていた。
「猿の発音が「去る」に通じるのを嫌い、縁起の良い「得る」にちなんで「得手」と呼んだ、一種の忌み言葉だ。「去る」は、自分から離れていく、消えるといった意味があるから、「得る」はその反対語になる。
「得手」とは自信があって、うまくできること。できないのは「不得手」。少々、古風な表現で、今は「得意・不得意」と言う方が多いだろう。「得手に帆を揚げる(掛ける)」は、得意とするところを発揮するチャンスが巡ってきて、ここぞとばかり張り切ってやるたとえだ。」
それならば、イヌのことをオリ公とも言う。おわかりかな?
これは私の考えついた新語である。まだ使われたことはない。   (了)