鼻血ブー

昨日はまた、大変な目に遭った。丁度、勤め帰りの電車の中で吊革につかまって本を読んでいた時、鼻からツーと生温かいものが流れ出てきたようなので何気なく手でさわってみたら何と鼻血でびっくり。以前、3週間ほど鼻血騒動で耳鼻科へ通院し、アレルギー性鼻炎ということで薬をもらって治療中であったが、既に治癒したと思って、ここ1週間近く経つのにまたまた突然の鼻血にガックリきた。手早くチリ紙を取り出して押さえ、カバンの中に用意していたマスクをして、人に気づかれる事もなく処置出来た。マスクはズボンのポケットにも入れておいたのに、あわててチリ紙と一緒に取り出してしまい、血が表についてオシャカとなった。カバンの中のものは予備で、これが役に立った。これまでも、もう治まったと思いつつも、朝の出勤時に身動きが取れないほど超満員の電車に揉まれながら、もしこんな時に……と思ってビクついていたが、幸いに今までそんなことはなかった。電車の中で、というのは今回初めてであった。
家に帰り着いて、洗面所で当て物を取ってみると、まだポタポタ流れ落ちてくる。まったくしつこい。こんな調子がずっと続きマスクも手放せず、夕飯どころではない。そのまま、恐る恐る寝る準備をして、床についてしまった。丁度金曜日の夜であり、翌日は休みなのが本当に有難い。月末処理の仕事でストレスがたまった所為か、兎に角金曜日までもってくれたことに感謝した。妻から明朝、慈恵医大に行ってしっかり診てもらうようきつく言われた。
そして今朝方、何とか鼻血は止まっているようなのでマスクだけそっとはずし、朝食(昨日の夕食分も取ってあったので豪華版)を摂ってから通院した。待つこと約40分(内科と違い、耳鼻科は割りと空いている。)、先生から「あっ、これは鼻孔の奥の血管が切れている。これでは鼻血が止まらないわけだ。」と電気療法で切れていたところをチョチョッと塞いでくれた。診察と治療で5分くらいのもの。これでスッキリ、全快したのだ! 流石、お医者様様!! 健康っていいなっ、とつくづく感じた。丁度、今読んでいる、新谷弘実著「病気にならない生き方」は「何々?」と目からうろこの実のある内容なのだ。このとおりに実践していけば、本当に軽く90歳くらいまでは元気に生きられそうだ。まだ読み始めであり、読後にまた、これについて書いてみたいと思っている。    (了)